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2008.01.28
スペイン国立放送RTVEのストリーム

ルドルフ・バルシャイ
FranceMusiqueが128kbpsに音質アップするよりちょっと前に、スペイン国立放送RTVEのクラシック専門局も128kbpsでの配信を始めていました。ただ、こちらは昨年中には音質アップしていたと思いますが、専用のプラグインをDLしなくてはいけないのがいかにも面倒臭く、あまり内容にも魅力を感じずにいたのでスルーしていました。
ところが先週番組表を見たところ、聞いたことのないスペインのオケをバルシャイが振るではありませんか!しかも曲は「バビ・ヤール」・・・!!
バルシャイは今でこそケルン放送響を振ったショスタコーヴィチの交響曲全集が安価で容易く入手できますが、放送のライヴでは彼の演奏はほとんどかからず、モスクワ室内管と初来日した際の14番(言うまでもなくバルシャイが初演者です)、80年代末のフランス国立管との5番くらいしかなかったと記憶しています。ほかに4番と7番のライヴ盤くらい。
放送に気付いた三日前に、スペイン放送を聴くためのプラグイン「Octoshape」を慌ててDLしてみました。
これが簡単に聞けるではありませんか・・・。DLしてすぐにOctoshapeのページから聴きたい(見たい)放送局をクリックして選ぶだけで、WMPがあっさりと立ち上がり音楽が流れ始めました。自分の不明を恥じつつも、聞こえてきた曲はなんとドビュッシーの「イベリア」!たまたまなのに「ほぉ〜粋な局やねえ」と感じ入り、少し耳を傾けていましたが、・・・。
どうにも音が、悪いんです。
感じとしてはアメリカの放送局特有のリミッターがかったような音質に、FM放送の受信感度が悪いときのようなノイズまで混じる状態。一旦閉じて再生しなおしてもダメ。正直ちょっと落胆です。
一応バルシャイの放送は録音しましたがやはりノイズがひどく、曲が「バビ・ヤール」で弱音が死んでいてはとても聴く気も起こらず、消去しました。
ちなみにこのときのオケはマドリード・コミュニティ管という本当に初耳のオケで、マドリードでは国立管、放送響、レアルのピットに入るマドリード響などに次いで4番目のオケ、といった位置づけでしょうか。放送前にオケのページに行きましたがしっかりとした作りでした。
スペイン国立放送のプログラムは放送響(監督はエイドリアン・リーパー)の定期をしっかり流しているようですし、昨日はテアトロ・レアルの超豪華キャスト新演出「トリスタン」も流れていたようなので、上に書いたように「魅力を感じずにいた」なんてことは本当はなく、十分魅力的なものだけにちょっとこの音質は惜しいものです。
まあ今後の音質改善を待ちたいところです。
2008.01.26
FranceMusique高音質化、ただ・・・
昨年はいろいろとありまして、ネットラジオはおろかここのエントリーもままならなくなってしまった訳ですが、
ようやく少しづつまともに動けるようになってきましたので、徐々に再開して参ります。
さて、ネットラジオの方で新たな動きが。
遂にフランス国立放送のFranceMusiqueが128kbpsの高音質ストリーム(こちら)を流し出しました。
しかも.wmaではなく.mp3で。これはうれしい。個人的にはBBCやORFが高音質化するよりもうれしいんです。
アーカイヴ放送も充実(先ごろはなんとレオポルド・ルートヴィヒの特集が!)している上にライヴの放送が一日に多くて3〜4回もあるんですから。それにドイツ語圏オケ中心だったNHK-FMエアチェックマニアだった私には、ショルティやパタネーの振る「指環」やヤノフスキと放送フィルなど、パリの演奏会がうらやましくて仕方ありませんでした。今ではCDでも映像でも出ていますが、ヨッフムの国立管とのブルックナー7番など、NHK-FMがよくぞやってくれたなあと思っています。
んな訳で早速昨夜の準・メルクルとMDR響の「大地の歌」ほかを録音したのを聴いてみましたが・・・。
モノラルです・・・。
それでも音質自体はさすが128k、歪みや拍手のときなどのエコーじみたような妙な違和感はまったくありません。しばらくは128kモノラルでということでしょうか。
今後の予定として水曜深夜枠のアーカイヴで次週ユーリ・アーロノヴィチ(!!!)の特集が組まれます。
ケルン・ギュルツェニヒ管のシェフを務め、エアチェックヲタにはドイツのオケへの客演で知る人ぞ知る巨匠の登場です。晩年はパリでの客演が多かったというアーロノヴィチ、プログラムもリスト、ロシア音楽にドヴォルザーク6番とこのひとの芸風を知るにもってこいなスラヴ三昧!特にドヴォルザークはストックホルム・フィルとのライヴ集成(スウェーデンBIS)でスコア改変の爆演がありましたので聴き比べも一興でしょう。
またその翌日からはいよいよナントでの「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2008」の放送が始まるんですが・・・。
頼むFranceMusique、それまでにステレオ化してください!
しばらくは今季パ・リーグのCS放送問題とこのFranceMusique問題で、新年早々頭が痛そうですね・・・。
まあ昔よりも、ちと我慢すれば見たり聴いたり出来る訳ですから、それでよしとすべきなんでしょうが。
ようやく少しづつまともに動けるようになってきましたので、徐々に再開して参ります。
さて、ネットラジオの方で新たな動きが。
遂にフランス国立放送のFranceMusiqueが128kbpsの高音質ストリーム(こちら)を流し出しました。
しかも.wmaではなく.mp3で。これはうれしい。個人的にはBBCやORFが高音質化するよりもうれしいんです。
アーカイヴ放送も充実(先ごろはなんとレオポルド・ルートヴィヒの特集が!)している上にライヴの放送が一日に多くて3〜4回もあるんですから。それにドイツ語圏オケ中心だったNHK-FMエアチェックマニアだった私には、ショルティやパタネーの振る「指環」やヤノフスキと放送フィルなど、パリの演奏会がうらやましくて仕方ありませんでした。今ではCDでも映像でも出ていますが、ヨッフムの国立管とのブルックナー7番など、NHK-FMがよくぞやってくれたなあと思っています。
んな訳で早速昨夜の準・メルクルとMDR響の「大地の歌」ほかを録音したのを聴いてみましたが・・・。
モノラルです・・・。
それでも音質自体はさすが128k、歪みや拍手のときなどのエコーじみたような妙な違和感はまったくありません。しばらくは128kモノラルでということでしょうか。
今後の予定として水曜深夜枠のアーカイヴで次週ユーリ・アーロノヴィチ(!!!)の特集が組まれます。
ケルン・ギュルツェニヒ管のシェフを務め、エアチェックヲタにはドイツのオケへの客演で知る人ぞ知る巨匠の登場です。晩年はパリでの客演が多かったというアーロノヴィチ、プログラムもリスト、ロシア音楽にドヴォルザーク6番とこのひとの芸風を知るにもってこいなスラヴ三昧!特にドヴォルザークはストックホルム・フィルとのライヴ集成(スウェーデンBIS)でスコア改変の爆演がありましたので聴き比べも一興でしょう。
またその翌日からはいよいよナントでの「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2008」の放送が始まるんですが・・・。
頼むFranceMusique、それまでにステレオ化してください!
しばらくは今季パ・リーグのCS放送問題とこのFranceMusique問題で、新年早々頭が痛そうですね・・・。
まあ昔よりも、ちと我慢すれば見たり聴いたり出来る訳ですから、それでよしとすべきなんでしょうが。
2008.01.25
神の如きグレート

2008年1月24日 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団
クリスティアン・ゲルハーエル(バリトン)
マーラー:さすらう若人の歌
シューベルト:交響曲第8番「グレート」
東京、サントリー・ホール
行って参りました。
今定期中、なんとしてもこのプログラムだけは聴き逃せんという覚悟でチケットを確保していましたが、なぜか当日終業間際にトラブル続発する仕事・・・おいおい。
開演10分前にあわててホールへ駆け込み、朝イメージした寛いだ風情で開演を待つ余裕など微塵もなく悄然と席へ。
N響をナマで聴くのはもう十何年ぶり、確か1990年代前半の渋谷で、フルネのシューマン4番などだったと思います(腰が重過ぎです)。しかもあんまり覚えてない・・・。
演奏は前半のゲルハーエルも好唱で素晴らしかった(ネットラジオでラインガウ音楽祭2006でインバルと共演した録音がありました)のですが、それ以上に後半の大ハ長調のあまりの凄さに唖然。
オケの面々も驚くほど必死。ブロムシュテットもノリノリの指揮で、一階中央まで「しゅうううう〜」という彼独特の息遣いが随所で聴かれ、興が乗ると見られる(?)左足上げも終楽章で発動。反復込み一時間ほどがあっという間に過ぎて行きました。
ブロムシュテットの大ハ長調は、NDRと2006年5月に演奏したライヴがネットラジオで放送されています。引っ張り出して前もって聴いた印象では、基本的に速目のテンポでグイグイ押し進む推進力と、音の強弱をはっきりと付けた明快さが絶妙で、非常に見通しのよい名演奏でした。
それに比べ、今回のN響との演奏はさらにテンポが前のめりでどんどん先へ進みます。それでも全然セカセカした感じがしません。次第に熱を帯び豪快に締めたクライマックスはあの圧倒的なブル7の記憶がよみがえるかのような巨大さでした。
第二楽章も至福の瞬間の連続も全休止では物凄い緊張感が張り詰め一筋縄では行かず、終わるなと言わんばかりの愉しげなスケルツォ(最後の音のあとにまたトリオが始まって欲しいなあとさえ感じたほどです)を経て、終楽章に至ってはここだけNDRとの演奏で行っていなかった提示部の反復がビシッと決まり、乗りに乗ってまさに歓喜が爆発、これほどのグレートはいままで聴いたことがないくらいの感銘を受けました。もう、ただただ凄かった。
それにしてもブロムシュテット、若々しい音楽です。驚くべき80歳。もっともっと追いかけてみたいひとです。とりあえず名古屋も行くか・・・!?
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