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2008.02.23
昨夜のドイツ放送フィル

ファブリス・ボロン
昨夜のネットラジオから、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会をBartokRadioで聴きました。
このオーケストラは出来てまだ間もなく、ザールブリュッケン放送響とカイザースラウテルンSWR放送管が合併して再編成されたオケだそうです。
なので運営もザールラント放送と南西ドイツ放送の共同、音楽監督はザールブリュッケンのクリストフ・ポッペンが引き続き務めており、定期公演はザールとカイザースラウテルンで半々という具合。
個人的には1990年代にFM東京でよく放送してくれたザールブリュッケン放送響が思い出深く、当時監督のヘルビッヒ、マイケル・スターンをはじめ若杉弘やヴィオッティ、マンデアル、カンブルランと曲者揃いの客演は、オケの力量こそNDRやバイエルンには劣るものの渋い名演の連発で、発展的解消とはいえ残念でした。
昨夜は音楽監督のポッペンが振る予定でしたが、急病によりフランスの40代の指揮者、ファブリス・ボロンが曲目変更せず代役に立ちました。
この指揮者は前にもネットラジオでいくつか聴いた覚えがありますが、年齢的にはもう中堅どころの割りにそれほど印象には残っていません。しかし昨夜の「巨人」は凄かった。
オケは相変わらずミスも散見され、放送も妙なノイズが常時乗っていたものの、集中力が十分で、実に引き締まった硬派な名演でした。前半のヤン・フォーグラーを迎えたシューマンのチェロ協奏曲も、むせぶようなシューマン節。
忘れもせぬ四半世紀前のベルリン芸術週間でのマーラー8番、テンシュテット→アツモンなど、代役だとガッカリすることもかなり多いのですが、今回は違いました。
こちらでまだ一週間ほど聴けます。
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